設計段階からの提案を行える、
経験と実績
マサルのシーリング事業の強みは、その実績(都内の約7割の超高層ビルの施工を担当)と技術力に裏打ちされた提案力にあります。長期間にわたる耐久性を目指したシーリング防水工事を行うためには、地震や風圧などによる目地の動きを考慮した目地設計や、外壁部材との接着力の確認、シーリング材が劣化しても水密性・気密性を保持できるような目地ディテールの設計など、様々な事前検討が重要となります。
そのためマサルでは、
- シーリング材が劣化してもビルの耐久性や、室内環境の快適性を保つための目地設計やディテールの提案
- 目地周辺および外壁の汚染を低減するための対策の提案
- コスト削減や施工段階での安全対策に寄与する施工方法の提案
など様々な技術提案を、多くの設計者、ゼネコン、外装材メーカーに対して、建物の設計段階から行っております。このような提案からは、マサルだけのオリジナル工法も生まれており、特許を取得するなど、貴重な技術財産として蓄積されております。 (詳しくは特許内容を参照)
こうした、シーリング防水にとどまらない建物全体に対する、耐久性・快適性を意識した検討・提案をこれからも行っていきます。
研究・開発の姿勢から生まれた
マサルのオリジナル工法
ガラスの突き合わせ目地のシーリング工法
DPGガラススクリーンでの施工において、特殊ゴムの使用により、従来ガラスの両面からの施工が、片側からだけの施工となり、美観と能率が同時に大幅に向上しました。(特許第3922323号)
独自に確立した品質基準に基づいた、
高水準の施工技術
科学の進化により、現在では使用されているシーリング材の格差はあまりありません。そのためシーリング防水工事における「品質」が差すところは、使用するシーリング材の質によるものではなく、それをいかに均等に、そして材料の性能を十分活かして、いかに美しく施工するかということになります。
こうした高品質・高水準なシーリング防水工事を行い、お客様に安心していただくため、マサルでは独自の品質検査方法を確立いたしました。自主検査工具として「シール厚検査器」を開発。
従来のシール厚検査では、シーリング材を大きく切り取る必要がありましたが、この検査器を使用すれば小さな円柱状のコアを抜き取るだけですみ、実施後も、美観と性能を損なうことない確実な検査が可能となりました。
(特許出願No.2004-127019号)