会長よりメッセージ
自然災害と少子高齢化
近年、自然災害が猛威を振るい、日本各地で大きな災害が多発しています。私たちの仕事は、直接的に大地震や洪水・津波などから人を守る仕事ではありません。しかし、建物の建設や改修工事に携わることで、間接的に人々が安心して生活し、暮らせるために重要な役割を担っています。
日本の大きな課題である少子高齢化と向き合い、企業として社会のニーズに応えるために、幅広くそして適材適所に人材を活用できる企業を目指しています。例えば、建設業界では、女性の活用を推進していますが、当社では、以前から総合職として採用しています。そもそも女性の活用を意識している訳ではなく、当社の女性たちは、男女平等の業務を希望しているので、基本的には「男女わけ隔てなく」をモットーに、ES向上(従業員満足度向)委員会を中心に社員が働きやすい環境づくりを目指しています。
何のために「人づくり」をするのか
社員の成長は、会社だけでなくお客様にとっても取引先にとってもありがたいことだと思います。的確に素早い対応ができる社員は貢献しています。その成長を実現させるために、人材開発室を設置し人材育成を強化しています。建物は高額な資産です。その資産を守るためにお役に立てる人材づくりは企業の最重要課題であると考えています。
当社の総合職の7割が、入社してから建築士や施工管理技士等の国家資格を取得しています。それが実現できるのは、何が自分に必要なことか考え、吸収力のある新卒採用者が多いことに加え、入社してからの教育課程を明確にし、確実に育てる方法を当社が身に着けているからです。顧客のニーズに応えるためだけでなく、社員の将来のためにも重要な要素となっています。
安全・安心の提供
現代社会において、コンプライアンスは重要ですが、違反を犯している企業も目立ちます。当社の取引先は一流の企業が多く、ルールやマナーについても厳しい指導もあり、自社だけではなく周囲の力を借りながら、コンプライアンスの徹底に努めています。最も重要なことですが、当社では、誰でも物が言いやすいアットホームな環境になっていると思います。これが、コンプライアンスには欠かせない基盤であると考えています。
実績以上の未来を創る
今後は、実績以上の未来を創造するために、企業も人も共に成長できる環境づくりを目指してまいります。